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ハーモニーめも

ハーモニーのめもです
感想というほどそれらしいこと書けなかった
なにごともやりすぎはよくないのだよという話でした
破滅型の百合が好きなかたはおすすめかも
グロテスクだけど

神国日本を地で行ってる未来
個性がないことは自分を殺すこと
平等や博愛はつまり特別がないことだから、あの世界で恋愛結婚はほんとうに存在するのかしらと思ったりする
自殺や他殺が「神」への反逆としてじっさいの宗教と重なるのがおもしろかった
やさしさが高じて自死をえらんでも救われない

こどもたちは大人になるまでの過程で「特別」をつくる
ミァハとトァンの同性愛的な信仰は博愛からほど遠い拒絶のなかに芽生えている
トァンたちにとっては社会ではなくミァハが神
彼女たちは異教徒 ミァハはずっとこどもでずっと神だった

ミァハはかわいい
おさない残酷をもってる
ガンダムの裏設定みたいな経歴(と言ったら怒られる)
「男たちの論理への復讐」
ガンダムゆにこんで忘れられないことばがミァハのどこかに根づいている気がしてしまう

並列化を変えるのは好奇心……と攻殻では言ってる
ウェルテルの苦悩を知る それも好奇心

かぐや姫の住む月のひとびとは苦悩からも愛からも解き放たれているらしい
あまのはごろもをつねにその腕に抱えた未来
ハーモニープロジェクトの行き着く先ははるかむかしから空想されていたのかもしれない